【ウエアTips】ウインターパンツの使い分け、どうしてる?|PEAKS 2024年11月号(No.168)
scene-1:雪稜上での行動時間が長く、急峻な岩場も出てくる冬季ルート。
雪稜上での行動時間が長く、雪だけでなく急峻な岩場も出てくる北岳の冬季ルートでは、頼りになるベータARパンツを愛用している。稜線までの長いアプローチはウールのタイツ+トレッキングパンツで歩き、稜線に出てからハードシェルパンツを上から着用する。厳冬期の北岳の稜線を吹き抜ける風は強く、気温は-20℃まで下がることもある。ハードシェルなら厳しい風雪のシーンでも心強い。
scene-2:厳冬期のバックカントリースキー。
乗鞍岳などの厳冬期のバックカントリースキーでもベータARパンツが活躍する。スキー専用のハードシェルパンツではないが、裾を広げれば使用しているATブーツにもギリギリ対応し、BCスキーに求められるプロテクションと動きやすさのバランスがよく、ハイクアップから滑走までこなす。運動量が高いためトレッキングパンツは履かず、保温性の高い、山と道のアルファタイツを中に履く。 こちらもおすすめ ※この記事はPEAKS[2024年11月号 No。168]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。 **********。 ▼PEAKS最新号のご購入はAmazonをチェック。 編集◉PEAKS編集部/文◉阿部 静/写真◉熊原美惠
PEAKS編集部