「上昇気リュウの一年に」 通天閣でひと足早く干支の引き継ぎ セレッソの森島社長らが立ち会い
ひと足早いバトンタッチ
「上昇気リュウの一年に」 通天閣でひと足早く干支の引き継ぎ セレッソの森島社長らが立ち会い
大阪市浪速区の通天閣で27日、年の瀬恒例の「干支(えと)の引き継ぎ式」が行われ、Jリーグセレッソ大阪社長の森島寛晃さんと、セレッソ大阪30周年アンバサダー大久保嘉人さんらが見守る中、今年の干支「卯」から来年の干支「辰」にひと足早いバトンタッチを行った。 【動画】通天閣で干支の引き継ぎ式 大阪府市民の幸福と繁栄を願う
1956年から行われている恒例の行事
この引き継ぎ式は、現在の2代目・通天閣が完成した1956年から行われている恒例の行事。本物の動物同士が世相をテーマに対面・対談、この一年の反省と来年の抱負を談話発表で語り合い引き継ぐ形となっている。
セレッソ大阪スタッフのペットのウサギと鹿児島のタツノオトシゴが登場
今年はセレッソ大阪のスタッフのペットのウサギ「らて」と鹿児島の「タツノオトシゴハウス」からやってきたタツノオトシゴのツウ、テン、カクが参加した。
ピョンピョン跳ねたいぐらいの嬉しいことがたくさんありました
ウサギに代わり通天閣観光の西上雅章会長が「いつも、そバニー(側に)いたウイルスと距離を取り、従来の生活を取り戻したいところです。そんな中、侍ジャパンの世界一や、藤井聡太さんの前人未到の全八冠制覇。そして、プロ野球でのオリックスバファローズ3連覇と阪神タイガース18年ぶりのアレ(A.R.E)など、ピョンピョン跳ねたいぐらいの嬉しいことがたくさんありました。一方で、ガソリン代、電気、ガス、食料品値上げと、長い耳もウサギ(塞ぎ)たくなる話題が多く、どうもウまく(上手く)いきませんでした」と口上を述べた。
じょうしょうきリュウ(上昇気流)の一年になりますように
そして、タツノオトシゴの立会人を務めた森島さんと大久保さんは「コロナも新たなステージになったとはいえ、日々の生活にはごリュウ意(ご留意)を。2024 年はパリオリンピック・パラリンピックがあります。ひリュウじょううん (飛竜乗雲)を願い、勢いある年、成長の年にしてみせます。また、時がタツ(経つ)のは早いもので、セレッソ大阪は今年 12 月で30 周年を迎えました。2024 シーズンこそ、Jリーグ優勝をタツせい(達成)できるよう、じゆうかっタツ (自由闊達)に挑戦を重ねて頑張ります。皆さまも、リュウリュウ(隆々)と勢いに乗った、じょうしょうきリュウ(上昇気流)の一年になりますように」と力強く口上を述べていた。