去就注目のキエーザ、今冬は残留へ? 代理人「リヴァプールに残り今後の出場機会を探している」
リヴァプールに所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザの代理人が、同選手の去就について言及した。6日、イタリア紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』が『365scores』でのインタビューを引用して伝えている。 現在27歳のキエーザはフィオレンティーナの下部組織出身で、2016年8月にトップチームデビュー。2019-20シーズンには公式戦37試合出場11ゴール6アシストを記録し、2020年10月にユヴェントスへとレンタル移籍した。1年目から攻撃陣を牽引する輝きを放ち、加入約2年後に完全移籍へ移行。度重なる負傷に悩まされていたものの、昨シーズンは公式戦37試合出場10ゴール2アシストをマークした。しかし、リヴァプールに加入した今季は定位置確保に至っておらず、負傷の影響もあり公式戦4試合の出場にとどまっている。 イングランドの地では、ここまでわずか合計123分の出場と苦難の時を過ごすキエーザ。一部メディアは同選手がリヴァプールからの期限付き移籍を模索していると報じており、ミラン、ローマ、ナポリといったセリエAの複数クラブが獲得を画策中と噂されている。 そんななか、キエーザの代理人を務めるファリ・ラマダーニ氏が同選手について言及。去就に注目が集まるイタリア代表FWについて、「クラブは手放すつもりがない。フェデリコはリヴァプールに残り、今後の出場機会を探している。これが今確認できることだ」と残留する意向を示した。
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