「お兄さん」に称賛の声が伝わりますように

認知症と思われる高齢男性を保護した若い男性について、「20代後半から30代くらいに見えました」と、keroza emonさん。 「黒の上下といっても奇抜な服装ではなく、顔立ちも見るからに優しく善人そうな方だったと記憶しています。なので、2人の組み合わせに違和感を覚えなかったのだろうと思います。私が親指を立てながら声をかけた際、お兄さんは驚きつつも、笑顔を返してくれました」（keroza emonさん） 今回は心温まる結末となったが、卑劣な特殊詐欺事件が後を絶たない状況を受け、「すまん。『騙されてる高齢者と特殊詐欺の末端』かと思った」「オレオレ詐欺の話かなと思ってしまった自分を恥じます」といった声も多く寄せられた。 「コメントを見て初めて、そうか、特殊詐欺の可能性もあったよなぁと思いました。しかし、2人の佇まいからはそうした犯罪の匂いは全く感じられませんでした。ということは、私もいつか特殊犯罪に引っかかる可能性があるということなのかもしれません……」（keroza emonさん） ネット上では頻繁に異世代間の対立が話題になるが、「世の中も、若い人も、まだまだ捨てたもんじゃない」と投稿していたkeroza emonさん。 「今回の投稿を通して、お兄さんの優しい心遣いに感動した人や行動を称賛する方が、私以外にもたくさんいることが、お兄さんご本人に伝わるといいなと思います」（keroza emonさん） （まいどなニュース／Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ）