【SB】GLORY3位と戦う海人「目指すはベスタティ1人。上位ランカーでも倒すだけ」
立ち技総合格闘技シュートボクシング(SB)のビッグマッチ「-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024」(26日、東京ドームシティホール)に向けた公式計量&前日会見が25日、日本サッカー協会(JFA)の施設である「blue-ing!(ブルーイング)」で行われた。 今大会にはSBの他、RIZIN、RISE、KNOCK OUT、RWSジャパン、BOM、イノベーション、ホーストカップ、NJKFといった団体、そして海外からも強豪選手が参戦する。 そんな中、メインイベント(第11試合、70キロ契約エキスパートクラスルール3分3R延長無制限R)で“SBの最高傑作”海人(27=TEAM F.O.D/SB世界スーパーウエルター級王者)が、ゲリック・ビレット(28=フランス/WAKO世界ミドル級王者、GLORY世界ライト級3位)と戦う。 海人は計量をクリアした後「明日はいろんな団体の選手が出てくれて、いろんなルールがあって、その中で僕はメインをやらせてもらうし、明日のGROUND ZEROというリングはシュートボクサーのリングだと思っているので。シュートボクサーが見てもらっている人たちに一番記憶に残るような試合を、メインとしても、他のシュートボクサーたちにも見せて欲しいなと思います」と自分自身に加えて他のSBの選手たちにもゲキを飛ばした。 「海人はとても有名な選手。明日の試合はサムライとの戦い。必ず勝ちたいと思う」という対戦相手のビレットについて、海人は「目を合わせた時にファイターの目をしているなと思ったので、それを見て明日は倒してやろうという気持ちになりました」と意気込んだ。 ビレットはGLORY世界ライト級3位の強敵だが、海人は「何回も言うようですけど、僕が目指している、倒したい相手は(23年8月にGLORY世界ライト級王座に挑戦して敗れた)ベスタティただ1人なので。(GLORYの)上位ランカーだからといって、特に何もないです。自分がやることは倒すことだけなので」と言い切った。 今年は立ち技の日本人選手たちが海外勢に挑戦し、敗れることが続いた。海人は「2024年、特にこの12月ひと月だけで、本当に世界って簡単じゃないな、強いな、そういう選手いっぱいおるなって、改めて思ったし。でもその中でも、日本人ってこんなもんじゃないやろって思ってるし。来年に関してはベスタティのことだけを思ってしっかり仕上げていってますけど、それ以外に僕は世界に、この70キロの階級で海人っていう男がおるんやぞっていうことをしっかり見せていきたい」と力を込めた。