パパンに匹敵する「マルセイユの星」【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】
テベスとペアを組んでいたボカ・ジュニオルスのCF
ヴィラス=ボアス監督(左)が、ファンだというボカから獲得したのがこのベネデット。開幕9試合で5ゴールと期待に応える活躍だ。(C) Getty Images
欧州初挑戦のアルゼンチン代表FWが、マルセイユのファンを魅了している。入団1年目にして、序盤戦の活躍ぶりがクラブの偉大なレジェンドであるパパンにも匹敵するニュースターが、29歳のダリオ・ベネデットだ。(文:フランソワ・ヴェルドネ/訳:結城麻里 2019年10月17日発売 ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック フランス』を転載) ―――◆―――◆――― 新シーズンのリーグ・アンで大きな注目を集めているのが、アタッカーのニューフェイスたちだ。パリ・サンジェルマンに来夏までのレンタルで加入したマウロ・イカルディは、価格が7000万ユーロ(約87億5000万円)に設定された買い取りオプションを新しいクラブに行使させるだけの活躍を見せることができるだろうか。9節終了時点では、まだ2試合出場・1ゴールという成績にとどまっている(パリSG入団は4節終了後)。
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