ネイマール W杯予選で低迷中のブラジル代表復帰見送り「体調を整える時間が必要」
サウジアラビア1部アルヒラルのFWネイマール(32)のブラジル代表復帰は来年まで回避されることになった。ブラジルメディア「GLOBO」が報じた。 昨年10月のブラジル代表戦で左ヒザに重傷を負って長期離脱していたネイマールは21日のアジアチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)1次リーグのアルアイン(UAE)戦で実戦復帰を果たした。この一報は北中米W杯南米予選で苦戦が続くブラジルにとっても「朗報」となったが、かねてアルヒラル側は早期の代表復帰に難色を示しており〝対立〟が懸念されていた。 同メディアによると、ネイマールとブラジル代表スタッフが話し合いを行い、11月1日に発表される予定の代表メンバーに選出しないことが確認されたという。「選手とコーチングスタッフはベネズエラ戦とウルグアイ戦に向けたメンバーにスター選手が参加しないことを決定した。2025年3月に背番号10の持ち主が戻ってくる」と伝えるように〝セレソン〟復帰は早くても来年の3月になる予定だ。 同メディアは「CBF(ブラジルサッカー連盟)はネイマールの医療責任者ロドリゴ・ラスマール氏が行った手術から完全回復の過程を注意深く監視してきた。(負傷は)完全に回復しているものの、コンディションを整えるのに必要な時間をアルヒラルでプレーすることが決定した」と伝えていた。
東スポWEB