日本好きラトビア人が来日のたび感動する3つのこと。寿司、旅館……日本人の「おもてなし」も!
日本文化をこよなく愛し、SNSでの独自のツッコミが人気のラトビア人、アルトゥルさん。 【写真8点】「日本好きラトビア人が日本に来るたびに感動すること」を写真でチェック 花見に温泉、ご飯の美味しさ……日本に来るたびに感動することがあるというが、その感動の真髄には、日本的な計いがあるのだという。
こんにちは、アルトゥルです。レモンサワーから日本酒まであらゆる日本のお酒が大好きなラトビア人です。 日本には何度も滞在していますが、訪れるたびにお酒だけではなく食べ物の美味しさ、癒される温泉、伝統的なお祭りに驚いています。 もの・設備・行事だけではなく、日本で出会った方々にも驚かされています。 旅館の女将さんの接客も、コンビニ店員さんの元気いっぱいの挨拶も、サービス業ではないところでも人々が社会的な規範を守る姿に私は毎回感動しています。 なんでこんなに海外とは違うの? もしかして何か魔法かかってる? そんな感動したエピソードを紹介します。
感動① お寿司のネタがデカ過ぎた件
石川県にある寿司店へランチに行ったとき、ここぞとばかりに特別セットを注文しました。 早速大将が寿司を握り始めると……
目の前に並ぶ巨大な寿司、寿司、寿司! スタバのサイズだったら全部グランデ、いや特大サイズのベンティのお寿司が登場しました。私も日本推しラトビア人としていろんなお寿司を食べてきましたが、流石にこちらのお寿司のサイズには衝撃を受けました。 軍艦ひとつに蟹の足が山盛り。大丈夫? 日本海のカニ、全部この軍艦に乗ってない? 私が戸惑いながら大盛りいくら軍艦を見つめていると…… 「ネタがデカすぎて口に入るかの不安かい? 食べやすくしてあげようか!」と、大将が声をかけてくれたのでお願いしたら……
なんと食べやすい手巻き寿司にしてくださいました! ネタも対応も最高すぎる!
感動② 海外の高級ホテルに負けない日本の旅館
初来日したとき、私は熱海の温泉旅館に泊まってみました。旅館のドアを抜けると、そこには既に女将さんとふたりの仲居さんが並んで待ってくださっていました。 カタコトな日本語で挨拶をしてみると、3人とも深く頭を下げて挨拶を返してくれ、非常に丁寧に設備の説明をしてくださいました。お部屋に入る前には、お茶と美しい和菓子までいただきました。 それはチェックインというより、品がいい友達の家に久しぶりにお邪魔してるときの気持ちが近い。 畳の香りがする和室でくつろぎ、とっても広い大浴場の温泉でリラックス。 その後、近所をふらふらしてるうちに晩ご飯の時間に近づいたので、どこで食べようかと探そうとしたら、「旅館でご飯もついてるよ」と当たり前のように言われました。 せっかく来たことない街で一度も外食せずに去ってしまうなんて、本当にいいのかなと心配しつつも宿に戻りました。 そこに用意されていた料理を見て衝撃。