「再び恥辱の歴史に直面した」母国代表の敗退に韓国紙が猛批判 日本との“差”を嘆く「格差は常に開き続けている」【プレミア12】
またしても国際舞台で成果を出せなかった。 現地時間11月17日、野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」はオープニングラウンド・グループBの2試合が行なわれ、7-6でキューバとの接戦を制した日本と、オーストラリアを11-3で下した台湾が、それぞれ東京でのスーパーラウンド進出を決めた。 【動画】韓国を絶望させた豪快弾！左中間スタンドへ運んだ森下翔太の2ランアーチを見る 苦戦を余儀なくされながらも難敵を破った日本。侍ジャパンが快哉を叫んだ直後に、オーストラリアに大勝した台湾も3勝1敗で2位以内が確定。これにより韓国、オーストラリア、キューバ、ドミニカのオープニングラウンド敗退が決まった。 この屈辱的な結果に逆風が吹いたのは韓国だ。近年はWBCで3大会連続での1次リーグ敗退となるなど、国際舞台での低迷が続くチームは今大会も結果を残せず……。ゆえに韓国メディアは一斉にチーム批判を展開した。 韓国メディア『OSEN』は「韓国野球はふたたび恥辱の歴史に直面しなければならなかった」と強調。大会直前に兵役などの都合もあって主力選手が離脱し、戦力が揃わなかった影響をふまえ、「世代交代を図るチーム編成だったが、『最弱代表』として評価された。タレント不足はあったが、脱落という結果は変わらず言い訳にならない」と断じた。 また、『My Daily』が「日本との格差は常に開き続けており、台湾の野球レベルが上回っていると言えば、それを当たり前に信じられる時代になった」と批判の目を向ければ、『朝鮮日報』は「2026年のWBCと、2018年のロサンゼルス五輪に焦点を当てた世代交代の方向性は不安しかない」と断言。先行き不透明な現代表を嘆いた。 今回の“失敗”をふまえ、どう代表強化を進めていくのか。日本のライバルとなる韓国から目が離せない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
