日本協会・宮本恒靖会長「今までと違う可能性必要だった」 なでしこ初の外国人監督招へいの経緯説明
なでしこジャパンのニルス・ニールセン新監督(53)が18日、都内で就任会見に臨んだ。女子日本代表の外国人監督は初となる。会見には宮本恒靖日本サッカー協会会長と佐々木則夫女子委員長も出席した。 【写真あり】左耳にピアスがキラリ「イケオジ」と話題のニールセン監督 宮本会長はニールセン監督の招へいに至った経緯を説明し、「日本サッカー協会が外国人監督を探しているという情報は瞬く間に世界に広がって、多くの方からコンタクトがあったのは事実です」と明かした。 続けて「大きなインパクトはあったと思います。もう一度世界一に、というところは、日本の女子のサッカーを拡大していく中で、凄く重要なファクターだと思います。なでしこジャパンの多くが海外でプレーしている、そういったときに彼女たちが触れている日常を考えると、レベルの高い指導者は必要。今までとは違う可能性を探ることが必要だった」と説明した。 また、佐々木女子委員長は「彼ならいろんな戦術、理論がある。(会見で)丁寧にお伝えするのは人間性がしっかりと出ていたと思います。人が人を指導するという中で、人間性は大事。世界に広げて、そういう方と出会ったというのは、本当にいい形になったと僕は信じています」と、今回の監督人事に自信を見せていた。