ECサイトでの商品購入で重視するのは「価格」「送料・配送オプション」「レビュー評価」
Reproが8月7日に公表したECサイトの利用状況に関するユーザー調査結果によると、ECサイトでの商品購入時に「大きく重要視する」のは「価格」で56.2%だった。「価格」については、「重要視する」が31.3%、「やや重要視する」が10.6%で、全体の98.1%が重視している。
「価格」に次いで重要視されたのは「送料・配送オプション」で、「大きく重要視する」は39.2%。「大きく重要視する」が3番目に高かったのは「レビュー・評価」で23.4%、「キャンペーン・セール情報」が23.0%で続いている。
ECサイトで「便利だと感じた・あるとうれしいと感じる機能」について聞いたところ、「とても便利/うれしいと感じる」が最も多かったのは「返品/交換プロセスの簡便さ」で19.1%。
「とても便利/うれしいと感じる」「やや便利/うれしいと感じる」を合わせた割合で最も高かったのは「リアルタイム在庫状況」が60.0%。「返品・交換プロセスの簡便さ」が56.6%、「セールのプッシュ通知」が44.9%で続いた。
ECサイト訪問時、購入商品が「おおよそ決まっている」というユーザーの割合は、各商品ジャンルとも4~5割。「常に決まっている」が最も多かったのは「書籍・メディア」で19.8%だった。約3割が「購入したい商品は決まっていない」と回答しているが、購入したいモノが決まっていない時は「ECサイトで探す」が81.8%で最多となっている。
スマートフォンでECサイトを利用する際、アプリとWebサイトのどちらを優先的に使用するかという質問では、「アプリを優先して利用する」が43.4%、「Webサイトを優先的に利用する」が35.9%。
アプリを優先的に利用する理由は、「アプリが使いやすいから」が82.8%、「セール・ポイントなど、アプリの方がお得になるから」が34.9%。Webサイトを優先的に利用する理由については「Webサイトの方が使いやすいから」が88.1%を占めた。
□ 調査概要 ・調査名:店舗アプリについての利用実態調査 ・調査期間:2024年1月26~28日 ・調査方法:インターネットアンケート調査 ・調査対象:店舗アプリを利用したことのある16~69歳の男女 ・有効回答者数:1030人(男性526人/女性504人)