元ラウェイ王者の渡慶次幸平が旗揚げ戦のメインで失神KO勝ち。打撃ありの競技からの引退を表明【ROMAN】
そして渡慶次は「今日は死ぬ気で、死んでもいいと思って上がった。こんな一発で勝つこと、うちの嫁も見たことないので驚いているんですけど、僕が一番驚いている。良かったけど良くないというか。みんなが見たかったのはこんなあっけない結末ではなかったと思うので。多分、このバーリトゥード、今回こうやってきれいに終わったので、またやるでしょう。僕はもう出ないので、誰かもっと激しく戦える、今、MMA界でくすぶっている人、突き抜けたい人はぜひ第2回大会に出てきて、みんなが見たい試合を見せてください。打撃ありはもうこれでやめて、後進の指導や、ジムにいる強くてわがままなチャンピオンのサポートだったり、クロスポイント吉祥寺を山口元気代表と一緒にもっと盛り上げたい。拝島のジムも任されてやっているのでクロスポイント拝島のジムも頑張りたい」と打撃ありの競技からの引退を表明した。そして「次の目標が今はテレビのレギュラーくらいしかないので、レギュラー番組出たいです。どこか呼んでください」とアピールし締めくくった。
セミファイナルでは同じくR.O.M.A.RULES(旧バーリトゥード)でゲイ・ババカール(セネガル相撲)と水口清吾(AACC)が対戦し、ババカールがわずか18秒で秒殺TKO勝ちを収めた。 水口はDEEPを主戦場に「誠悟」のリングネームで戦う百戦錬磨のベテラン。ババカールはセネガル相撲のトップコンデンダーでプロモーターが「UFC王座を狙える」と太鼓判を押す逸材。 ともにオーソドックスの構え。ババカールが左ジャブから右アッパー、左フックと立て続けにヒット。水口はガードし切れずまともにもらいダウン。なんとかガードを固める水口にババカールはパウンドの連打。水口の動きが止まり、セコンドがバトンを投げ入れババカールのTKO勝ちとなった。
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