猛暑こそ知りたい【エアコンの真実】!エアコンにまつわるウソ&ホント5選!
一日中暑く、エアコンをつけないことが考えられない今日この頃。けれど、電気代も気になっている人も多いのでは?そこで、気になる【エアコンの真実】を教えていただきました!
教えてくれたのは…節約アドバイザー
和田由貴さん 消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなどの資格を取得。暮らしや家事の専門家であり、節約のプロとしても知られた存在。
Q1 エアコンの設定温度を1℃上げるだけで消費電気量は何%カットになるの?
答え:設定温度を1℃上げると約10%の節電に! 「環境省が推奨している室温の目安は28℃ですが、もっと低い温度を好んでいる方もいるのではないでしょうか。設定温度は1℃上げるだけで約10%もの節電になります。そうはいっても健康第一なので、節電のために無理して設定温度を上げて体調を崩さないように注意しましょう」
Q2 エアコンを1年間まったく掃除していないと消費電力はどのくらいアップするの?
答え:エアコンを1年掃除しないと消費電力が「約25%」アップ 「エアコンのフィルターは、2週間に一度、掃除機などでホコリを取り除くと5%の節電になります。1年掃除をサボると25%も電気の無駄使いになるので気を付けましょう。自動掃除機能がついているからと安心するのも危険! ハイエンドモデルなどかなりリッチな機種でないと内部までは掃除してくれません。たいていはフィルターのホコリを取り除くだけ。フィルターに付着した油分やヤニなどのしつこい汚れは、中性洗剤を使って洗うのがおすすめです。エアコン内部やホースなどの汚れについては、半年~3ヵ月に一度程度、業者に依頼できると理想的です」
Q3 エアコン使用中、涼しく感じたときにより節電になるのは、「こまめに電源を切る」or「設定温度を上げる」、どっち?
答え:エアコンをかけているとき涼しくなったら「設定温度を上げる」 「エアコンは、室温を設定温度まで下げるときにもっとも多くの電力を使います。そのため、涼しくなったからといってエアコンを切って、また暑くなったら電源を入れる、というのを繰り返すのは電気代が跳ね上がるパターン。涼しいと感じたら設定温度を上げて調整しましょう。日が出ている時間帯の暑いときであれば30分未満のおでかけなら、エアコンはつけたままでOK」