遊び・学び・働くを越えて“新時代の学びの形を届ける”SOZOW代表に、デジタルを用いた学びの機会について教えて貰う
正解のない問いを集まった生徒や、スタッフも一緒に考えていく、すると数百人が参加していると本当にいろいろなアイデアが出てきます。 『いろいろなアイデアがあってOK、いろいろな正解が世の中にはあるんだよ!』ということを伝えるためにも、正解のない問いをどんどん出していくことは大事にしています。 また、SOZOWパークというサービスでは、さまざまな習い事の機会を届けています。 例えば、マインクラフトというゲームを用いたプログラミングや、動画編集、WEB3Dデザインなどの習い事が学べるという内容です」
遊び・学び・働きの垣根を越えたい
小助川さん「私たちはこれまでの世界で「遊ぶ・学ぶ・働く」が分断されていたと考えています。 なのでそういった垣根を跳び越えたいと考えています。 例えば、SOZOWスクールの小・中等部では、“SOZOWコイン”という仕組みがあります。 探究活動の時間で『僕はデザインが得意だから、お絵描きとかイラストをやってみたいという子供たち集まれ』といった呼びかけがあったとします。 その活動に参加した後に『イラストの描き方を教えてくれてありがとう』と感謝の気持ちを表すためにSOZOWコインを送るという仕組みがあります。 お金は誰かを笑顔にしたり、誰かを楽にしたり、ハッピーにすること、その感謝の対価がお金だということが感じられるようにしているんです。 それが社会の仕組みですし、人間が発展してきたのも、その仕組みのおかげだと思っています。 なので、小中学生向けにSOZOWコインという仕組みを取り入れています」 トムさん「SOZOWコインはどのくらいの単位でやり取りされるんでしょうか? また集めると、どんなことが出来るのでしょうか?」 小助川さん「コインは感謝の証しとして渡すという形で始めたので、実はサンキューで“39”で取引されることが多いです(笑)。 SOZOWコインを一定数貯めると、Amazonギフトカードと交換することが可能になります。 ちょっと数値として自信がないのですが、私の記憶だと10万円分くらいのギフトカードに交換したという子もいたりします。 まだまだ試行錯誤中なのですが、実際の社会のような環境で子供達に学んで欲しいというのを目指して取り組んでいます」