小池都知事が記者会見11月1日(全文2)しっかり交渉しないと危ないと思った
深夜とは何時ぐらいか?
フジテレビ:深夜というのは何時ぐらいにメールがあったんですか。 小池:深夜。夜中の2時ぐらいでしたかね。 フジテレビ:じゃあきのう知事が都庁を出られたあとにメールが。 小池:そうですね。 フジテレビ:あと、先ほど北半球での開催の問題点というのを指摘なさっていたと思うんですけれど、例えばもうちょっと具体的にどういうところが特に問題かとか、今後どうあるべきかっていうのを知事のお考えがあったら教えてください。 小池:これは都民の皆さんからも、また一般的にも、なんでこんな暑い時季にと。前は10月だったじゃないか、10月10日が開会日だったじゃないかと。今テレビの番組見ててもいろんなエピソードが出ているところですけれども、そういう中で、やはりみんな本当にこのままこの時期にやるのかっていうのは、とても素朴で、そしてかつ体感的に感じられる部分だろうと思います。 今年パリでも42度、43度を超える日がありました。それからきのうは、今度のLAの大会のトップだと思いますけれども、前のシンクロナイズドスイミングの選手の方ですが、あの方ともずっと何を話していたかといったら山火事の話でした。今ロサンジェルスやカリフォルニアが大変な山火事に包まれているということとか、夏の報道では50度を超える温度を記録したところもあったと。カリフォルニアも日本全体ぐらい広いところですから、地域によって違うんでしょうけれども、そういったことを考える中において、アスリートファーストというのであるならば、やはりこの点というのは一番大きなところではないだろうかと、このように考えております。 ずっと、各国の気象庁や航空関係のところでは全て数値も、ほとんどの国は出していますので、そういったことを考えると、いわゆる暑さ指数などを考えるとなかなか厳しいところもある。これも、じゃあ、もし今年のような10月だったならば、1964年が10月に行われたわけでありますけれども、じゃあ台風でどうなったのかっていうのでまた反論も返ってくるところなんですが、いずれにせよこの気候変動というのは、もう議論の前にリアルであると、現実だということを考えると、今後どうしていくのかっていうのは、やはり避けずに議論すべきテーマではないだろうかと、このように思います。その旨で申し上げました。