IBFヘビー級王座防衛のダニエル・デュボア アンソニー・ジョシュア戦勝利後の対戦相手候補 | ボクシング
ダニエル・デュボアがアンソニー・ジョシュアを圧倒した。今後の対戦相手はどうなるだろうか。
以前はそうでもなかったかもしれないが、今やダニエル・デュボアはヘビー級の主要選手となった。 日本時間9月22日、IBFヘビー級王者のダニエル・デュボアは、ウェンブリー・スタジアムでアンソニー・ジョシュアを5ラウンドで退けた。この試合は英国ボクシング界において非常に大きな出来事となった。 ジョシュアは3連続KO勝利をもって、21年の王座陥落から見事に再起を遂げた。今回の試合でも圧倒的優位とされていたが、デュボアは予想を覆し、2012年オリンピック金メダリストを簡単に片付けた。 ヘビー級は波乱と興奮に満ちた階級であり、デュボアのパフォーマンスは状況を大いに混乱させた。ここではデュボアの次の対戦相手として考えられる3人を紹介する。
ジョセフ・パーカー
ジョセフ・パーカーはデュボアの勝利を現地観戦しており、現IBFヘビー級王者との対戦を望んでいることを度々表明している。 パーカーはデオンテイ・ワイルダー戦と張志磊戦の連勝を経て、世界タイトル挑戦の機会を待ち望む。12月21日に開催されるオレクサンドル・ウシクとタイソン・フューリーのリマッチで3つのベルトがかかっているため、おそらくパーカーにとってデュボア戦を実現させることは2度目の世界挑戦の最良の機会であり、自身の見事なキャリア復活を実現させることになるだろう。
オレクサンドル・ウシク
統一王者のオレクサンドル・ウシクは、すでにタイソン・フューリーとのリマッチを12月21日に控えている。 もし再び勝利を収めた場合、2025年にはダニエル・デュボアとのアンディスピューテッド王者決定戦が次の試合候補となるかもしれない。 ウシクとデュボアは2023年8月にポーランドで初対戦。ローブローかどうか議論が集まったシーンがあったが、デュボアはその5ラウンドまでは自信を持って戦っていた。 その後、ウクライナのウシクが主導権を握り、最終的には9ラウンドでデュボアを打ち崩しアt。この試合が最も華やかなヘビー級最強王者決定戦とは言えないかもしれないが、デュボアが再び懐疑論者を黙らせるチャンスを得ることになるだろう。
タイソン・フューリー
今度の対戦相手にタイソン・フューリーを挙げるのは簡単だが、すべての道はオレクサンドル・ウシクvsタイソン・フューリー2の勝者への挑戦に繋がっているようだ。 もしフューリーが今年の終わりにリベンジを果たすことができれば、2025年にデュボアとの全ベルトがかかる一戦を比較的簡単に実現することができるだろう。両者ともフランク・ウォーレンのプロモーション会社に所属しているからだ。 しかし、リングサイドでデュボアがアンソニー・ジョシュアを残酷にノックアウトするのを見て、フューリーは自信満々で手強い世界王者と対戦したいと思うだろうか?
Matt Astbury