超特急、『音楽の日』ダンスコラボ企画についに登場 初参戦が実現した背景を考察
『Just like 超特急』リリース後、多くの音楽番組に登場するように
また、4月にはEP『Just like 超特急』をリリース。結成から12年の時を経た彼らが改めて“超特急らしさ”を追求したというこの作品。一度聴いたら耳に残るサビのメロディラインと、魅惑のセリフパートが光る「Steal a Kiss」に始まり、彼らのヒット曲「超えてアバンチュール」を生み出した浅野尚志が手掛ける前向き青春ソング「ジュブナイラー」、迫力のサウンドに強気な歌詞が乗る「Countdown」など計7曲が収録されている。時計の針が一周し、新たな一歩を踏み出す13年目において、まさに彼らの名刺となるような一枚になった。 このEPを発売すると、これまで以上に多くの音楽番組に出演するようになった超特急。そして、出演する度にSNSは「センターで踊っていた人がかっこよかった!」「〇色の髪の人は誰?」と彼らを初めて見た人々の声が上がっていた。たとえカメラ越しでも、見る者の心を狙い撃ちする強い眼光や全力のパフォーマンスがお茶の間に唯一無二の光として届いたようだった。バックボーカル&メインダンサーという構成とそのパートの比率上、テレビパフォーマンスではダンサーが目立つことが多いが、今月3日の『2024FNS歌謡祭 夏』ではDa-iCEとのコラボで披露した「CITRUS」のアカペラ歌唱が大きな話題となり、ボーカル面でも確かな実力が知られることとなった。こうして超特急の高い実力が露わになり、ファンでない人々からの賛辞も集まったことにより、今回の『音楽の日2024』でのダンスコラボ企画への出演も決まったのではなかろうか。 今年のダンスコラボ企画ではSnow Man、JO1、TOMORROW X TOGETHERなどダンスを武器とするボーイズグループに加え、新しい学校のリーダーズ、AKB48、ME:Iなどのガールズグループも参戦。全18組によるグループ対抗での豪華なバトルは必見だ。また、パフォーマー全員がダンスのプロリーグ“Dリーグ”に参加しているLDH屈指の実力派グループTHE JET BOY BANGERZと、BE:FIRSTやMAZZELらが所属するBMSGの若き新鋭たちBMSG TRAINEEがダンス界のホープとしてs**t kingzの振り付けによるショータイムを披露することも決まっている。昨年よりさらに進化したドリームステージから目が離せない。
池田夏葉