超特急、『音楽の日』ダンスコラボ企画についに登場 初参戦が実現した背景を考察
7月13日放送の『音楽の日2024』(TBS系)にて、今年もスペシャルダンス企画が行われる。当時はまだ珍しかった事務所を超えたアーティスト同士のコラボレーションにおいて革命的ですらあった昨年のダンス企画は、“エンタメ界からダンスのGIFT”として異なる事務所のグループがともにパフォーマンスすることがテーマだった。それに対し今年は“垣根は越えた!今度はバトルだ!”と掲げ、グループ対抗や1on1でのダンスバトル、そしてs**t kingz選抜ダンスショーが披露される予定だ。 【写真】『音楽の日2023』ダンス企画出演メンバー その中で本稿で注目するのは、スターダストプロモーション所属のEBiDANからの出演となる超特急だ。彼らは“メインダンサー&バックボーカル”という唯一無二のパフォーマンススタイルを掲げ、この夏は『テレ東ミュージックフェス 2024 夏』(テレビ東京系)、『2024FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)と音楽特番への出演も続いている。現在開催中のホールツアー『BULLET TRAIN Spring tour 2024 “Rail is Beautiful”』全15公演のチケットは即完売。8月にはKアリーナ横浜での2日間の追加公演が決定したほどだ。 そんな彼らもこのようなダンスコラボ企画に登場するのは初めてとなる。去年の企画には多くのボーイズグループが参加していただけに、超特急の出演を熱望するファンの声も多く見られた。そんな超特急の今回の初参戦には、どのような背景があるのだろうか? 彼らは一人ひとり個人としての活躍も目覚ましく、それをグループに還元している印象が強い。俳優としては、タクヤ(草川拓弥)が出演したドラマ『みなと商事コインランドリー』(テレビ東京系)は2022年に放送され、その翌年にはシーズン2も展開されるほどの絶大な人気を誇り、グループの人気をも加速させた。2023年にはアロハ(髙松アロハ)が『4月の東京は…』(毎日放送)に、ハル(柏木悠)が『君には届かない。』(TBS系)に出演し、これらも個人・グループともに知名度を大きく上げた要因であるように感じる。 他にも、カイがK-POPのライブイベント『KCON JAPAN』のステージMCに2年連続で選出されたり、“ごはん担当”のマサヒロは『有吉ゼミ』(日本テレビ系)のデカ盛りグルメ企画に挑戦したりとそれぞれが趣味や得意分野を伸ばした先で幅広い活躍を広げている。グループの人気が上昇した裏側には、一人ひとりが超特急の看板を背負い奔走した姿があるだろう。