【東海4場新春展望・常滑ボート】主役はスーパースター・池田浩二 SGフル参戦の磯部誠が対抗1番手
東海地区のボートレース4場では恒例の正月シリーズが開催される。とこなめは12月30日から1月4日の開催。 主役はとこなめが誇るスーパースター・池田浩二だ。自身15回目のグランプリ出場を果たし、今回も頂上決戦まで駒を進め、存在感を示した。 対抗1番手は磯部誠。グランプリ出場こそならなかったが、SGにはフル参戦。昨年は11戦8勝で今大会を制している。25年初戦となるここで逆襲のきっかけをつかみたいところだ。 柳沢一、岩瀬裕亮、黒野元基の実力確かな面々もV戦線に顔を出してくるだろう。ベテランの仲口博崇も健在。吉田凌太朗、前田滉の若手コンビは飛躍が期待される。女子レーサーも9人参戦と男女混合の楽しみな6日間になりそうだ。 【注目選手】鰐部太空海(23=愛知・128期) 好センス光る若手レーサー。今年は2月の当地で道中3連勝の活躍を見せるなど、うれしいデビュー初優出(4着)。7月の尼崎でも2度目の優出(4着)と着実に成長した姿を見せている。 アウトから腕を磨いていたが、2024年に入って全コース解禁。道中のスピードに巧ハンドルはさることながら攻撃力もグンとアップした。特に4コースからの1着率は格段に上がっており、要注意だ。 24年後期に初のA級昇格を果たすと25年前期もA2キープ。デビューから3年半、今年はさらなる飛躍が期待される一人だ。地元の強豪戦士がズラリと揃う中、大きな爪痕を残したい。
東スポWEB