名古屋・伏見に北海道・旭川発のジンギスカン専門店 道産食材メニューも
北海道・旭川発のジンギスカン専門店「旭川成吉思汗(ジンギスカン)大黒屋」の名古屋伏見店(名古屋市中区栄1)が12月9日、市営地下鉄伏見駅近くにオープンした。(サカエ経済新聞) 【写真】「カットしてシェアするほか、かぶりついてもらってもいい」という「厚切りチョップ」 北海道旭川に本店を構える同店。同店オリジナルのジンギスカン用鉄鍋に羊脂を引いて、七輪に入れた炭火でラム肉や野菜を焼き上げる。タマネギやリンゴを使うしょうゆベースのオリジナルたれのほか、こしょうベースのスパイスなども用意する。 同店広報の森将宏さんは「肉厚だが柔らかく、炭の香りをまとわせた大黒屋のジンギスカンをたくさんの人に味わってほしいと多店舗展開する。新橋など東京に続き、今回、中部の中心である名古屋に出店した」と話す。店舗面積は2フロアで109.5坪。99席を設置する。 看板メニューで、店でカットする生ラム肉の「肩ロース」(1人前、990円)は「赤身と脂のバランスが良くクセもない」(森さん)という。骨付きで見た目にも迫力があるという「厚切りチョップ」(1,650円)、さっぱりと食べられるというショルダーを7種類のハーブと岩塩で味付けした「ハーブ」(990円)、白子のような濃厚な味わいという「スイートブレット」(990円)、もやしを肉で巻いて食べる「ラムロール」(935円)、肩ロース・モモ・ショルダー・ヒレの盛り合わせ「大黒セット」(2,860円)など。最初はスタッフが焼き方や食べ方の説明も兼ねて焼く。 カボチャ、ニンジン、タマネギ、ピーマンの「野菜の盛り合わせ」(無料、追加注文は330円)は、鉄鍋の縁に並べて焼くことで「野菜が縁にたまった脂をまとい揚げ焼き状態になりおいしい」と森さん。 オリジナル麺を使う「北海道ラーメンサラダ」(825円)、北海道の東川町産のコメの「ごはん」(並=330円~)、「ジンギスカンを食べてラム肉の脂が混ざったたれをしょうゆ代わりに使うのがお勧め」(森さん)という比布町産の「かっぱの健卵」を使う「〆(しめ)の卵かけごはん」(440円)、美深町の農場で育てた羊のミルクで作る「羊のなめらかプリン」(495円)や「羊のジェラート」(440円)、乳酸菌飲料「カツゲン」や果実「ハスカップ」を使ったドリンク、道内の酒蔵の日本酒や焼酎など、北海道産グルメや道産の食材を使うメニューも提供する。 営業時間は16時~23時。
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