交際1年、初めてのクリスマスに「2万円」のディナーに誘われた! 彼氏の年収は「400万円」くらいなので心配ですが、「私も半分出す」と言ってしまって大丈夫でしょうか…?
2024年も残すところあとわずかです。街中がイルミネーションでキラキラと光り、クリスマスムードを感じる時期となりました。多くのカップルは、クリスマスプレゼントやデートのプランを考えて楽しんでいるのでしょうか。 本記事では、そんな楽しい時期を過ごしているカップルですが、彼氏から高価なクリスマスディナーに誘われて戸惑っている彼女を取り上げます。彼の年収を知っている分、気になっているようですが……果たして「半分出すよ」と言ってよいものなのか考えてみましょう。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
クリスマスディナーの予算は「1万円以内」が最多
スターツ出版がオズモールの読者575人に行ったアンケート調査によると、クリスマスディナーの予算は5000円から1万円と回答した人が約60%となっています。 ただし、2万円以上と回答した人も約11%おり、本記事で取り上げている彼氏と同じような感覚で予算を組む人も割といるようです。 図表1
スターツ出版株式会社 みんなはどうしてる?クリスマスディナーの予算事情 – OZmall
年収400万円の手取りは320万円ほど
ただ、彼女が2万円のクリスマスディナーを気にしている理由は、彼の年収が400万円であることが大きいようなので、年収400万円の手取り額を計算してみましょう。計算の便宜上、ボーナスはなく、月収33万円として計算します。 【社会保険料】 健康保険料:1万5968円(介護保険第2号被保険者に該当しない場合) 厚生年金保険料:2万9280円 合計:4万5248円 【所得税】 7820円 【住民税】 約1万5000円 月収33万円から以上の控除額を差し引くと、彼の手取りは約26万円になります。総務省の家計調査によると、単身者世帯の生活費の平均は16万7620円となっていることから、年収400万円でも単身であればゆとりのある暮らしが送れているように見えてしまいますが、この金額はあくまでも平均であり、住居費は2万円ほどしか含まれていない点に注意しなければなりません。 家賃が5万円かかっていれば、月々の生活費は20万円ほどになります。奨学金の返済や車を所有していればもっとかかるでしょう。 そのような中、1回で2万円を消費するクリスマスディナーは、かなり思い切ったお金の使い方であると言えるでしょう。ただし、実家暮らしで家賃が必要ないなどで生活費がコンパクトな場合には、問題ない出費である可能性もあります。