ぬおおぉ!!!!!! エモすぎ情報にオヤジたちも絶叫 日本で滅多に見られない激レア[ラリーカー]を拝んじゃおう!!!!!!!!!!!!
一度入ってしまうと、時間を忘れてしまうくらい虜になってしまう特別な空間。クルマ好きにとって、富士モータースポーツミュージアムは、その代表だといえるだろう。そのスペースに、1960年代から1990年代に活躍した往年のラリーカーが大集合するってさ!! 【画像ギャラリー】フィアットだけじゃないぞ!!!!!!富士モータースポーツミュージアムで見られるラリーカーはこんなにたくさん!!!!!!(24枚) 文・写真:ベストカーWeb編集部
■厳しいフィールドを疾走するのがラリーのロマン
ラリーとは、一般道路を使用して実施されるモータースポーツカテゴリー。アスファルトや砂漠、時には林道や雪道で行われることもあり、ドライバーたちは決められた区間内を命がけで全開走行し、タイム合戦を繰り広げる。その光景は、実にスリリングだ。 ラリードライバーたちの相棒となるマシンは、今日まで多くのメーカーが手がけてきている。近年はトヨタがGRヤリスで奮闘しているし、1990年代は三菱とSUBARUによる日本メーカー同士のバトルが勃発していた時代もあった。ランチアやプジョーなどの活躍も忘れてはいけない。 そんな過去に厳しいフィールドを駆け抜けた、ヨーロッパと日本のラリーマシンたちの姿が見られる企画展が、富士スピードウェイホテルに併設した「富士モータースポーツミュージアム」で開催されている。企画名は「THE GOLDEN AGE OF RALLY IN JAPAN」だ。
■WRCのために生まれた希少なマシンに会えるぞ!!
本企画展は、日本の自動車と世界のラリー文化の振興を目的としており、イタリア・トリノに拠点を置く「ジーノ・マカルーゾ・ヒストリックカー財団」とタッグを結成して企画された。 マカルーゾ財団では多くのヒストリックカーをコレクションしており、そのうちラリーマシンを18台所持しているという。その活動に感銘を受けたトヨタ自動車の豊田章男会長は、マカルーゾ財団のモニカ・マイランダー・マカルーゾ代表と話し合い、企画展の開催にこぎ着けた。 マカルーゾ財団から日本へ輸送され、富士モータースポーツミュージアムに展示されるマシンは1960 年代から 1990 年代に奔走した6台。なかでも注目なのが、フィアット X1/9 アバルト プロトティーポだ。 同車はフィアットグループが、WRCへの参戦を目的に開発したラリー専用車。1974年からWRCにエントリーするのだが、そのときにコ・ドライバーを務めたのだが、モニカ・マイランダー・マカルーゾ氏の夫でもあるジーノ・マカルーゾ氏だなのだ。日本ではなかなか見られることができない貴重な1台と言えるだろう。 モニカ・マイランダー・マカルーゾ氏は今回の展示企画について、「ジーノのコレクションを展示する機会に恵まれて、彼の夢を叶えることができて光栄です」と語った。 そのほか、ミニ・クーパーS、ランチア・ストラトス、フィアット131アバルト Gr4、アウディ・クワトロ、ルノー・サンク ターボが展示され、これらはすべてジーノ氏のコレクションである。 さらに、トヨタ・セリカ ツインカムターボ TA64、トヨタ・セリカGT-FOUR ST185、三菱・ランサーエボリューション、スバル・インプレッサ555の、日本を代表する往年のラリーカー4台が同じ空間にディスプレイされているのも、非常にエモーショナルだ。 THE GOLDEN AGE OF RALLY IN JAPANは2025年4月8日(火)までの開催。滅多に見られることができない機会なので、一度足を運んで眼がしらに焼き付けてほしい。