まるでサンマの塩焼きのようなラーメンがウマい!池袋在住のラーメン好きが激推しする『秋刀魚中華蕎麦 生粋』とは?
●東京・池袋といえば、駅を中心に東西南北、多種多様な飲食店がひしめく街。しかも池袋でしか食べられない美味しい店も多く、どこにしようか迷う人も多いハズ。そこで今回は、ジャンルを絞って池袋西口の絶品ラーメン店をご紹介したいと思います。
「僕の推しラーメン店は池袋駅西口から徒歩5分ほどの場所にある『秋刀魚中華蕎麦 生粋 池袋本店』。こちらは2003年に創業した(今年で21周年)超人気店です」と話すのは、池袋に住んで5年目の大学院生・伊藤竜介さん(25歳・仮名)。一週間に6日はラーメンの食べ歩きに費やすという、生粋のラーメンフリークです サンマの塩焼きのようなラーメンの関連画像 なんでも、店名にあるようにサンマを使ったカエシが特徴で、元懐石料理や精進料理で腕を磨いた料理人が考案したラーメンが味わえるんだそう。いざ、そのラーメンの魅力に迫りたいと思います。
“サンマ度”が高すぎるラーメンとは?
伊藤さんによれば、ここの中華蕎麦は大きく分けて「正油さんま中華蕎麦」と「塩さんま中華蕎麦」があるとのこと。醤油のカエシは、塩焼きサンマとたまり醤油と赤ワインなどで作り、塩のカエシは塩焼きサンマとバリ島クサンバ産のバリ塩で作っているとのこと。 「長時間焚いた出汁とそれぞれのカエシを合わせてできあがるのがここのスープ。ラーメンだけでなくつけ麺などすべてのメニューに同じカエシが使われているので、どれを選んでもサンマの風味をしっかりと感じることができるんです」(伊藤さん・以下同)
伊藤さんいわく、ここのラーメンが好きな人は、サンマを感じる度合いが高い方を好み、“サンマ度が高い”というマニアックな表現をするそう。特に伊藤さんがハマっているのが「さんま特製白湯らぁ麺」(1200円)。
スープは魚介白湯スープ(鶏豚と魚介乾物でとったスープ)と和出汁(厳選した干し椎茸と昆布)の2種を合わせたダブルスープ。そこに焼サンマの醤油のカエシで仕上げたラーメンです。
「スープは、一口飲むと、まるで塩焼きのサンマを食べているような芳醇な香りと旨味を備えています。サンマの臭みはなく、よい香りが鼻に抜けて、舌には旨味が心地よく残る感じです。麺は細麺ストレート。濃厚なスープとよくからみます。トッピングの味玉やスモーキーなチャーシュー、太めで食感のしっかり味がしみたメンマなど、脇を固める具材も完璧です」