多良木署管内、交通死亡事故ゼロ1500日 2012年以降で熊本県内初
多良木署管内のあさぎり町、多良木町、湯前町、水上村で、交通死亡事故のない期間が1500日を超えた。同署によると熊本県内23署では、統計が残る2012年以降初めて。 管内で最後に死亡事故が発生したのは20年10月20日。11月29日に1500日を迎えた。 12月20日には、年末特別警戒活動の出発式に合わせて達成キャンペーンも実施。署員や多良木地区地域交通安全活動推進委員ら約10人が、署の前の国道219号で通行する車に交通安全を啓発するチラシや反射材200セットを配った。 署によると管内の交通事故件数は19日時点で、前年同期比5件増の15件と増加傾向にあるという。古城大一署長は「いつ重大事故が発生してもおかしくない状況。気を引き締めたい」と話した。(井田真太郎)