47年後の奇跡!1977年にカリブ海で失くした卒業記念指輪がカナダ在住男性の元に戻ってきた
47年も前に海で失くした大切な指輪が偶然に発見され、持ち主のもとに帰ってきた――そんなニュースがカナダで話題になっている。 【写真】自宅前に飛行機が墜落! 米ユタ州であわや大惨事…奇跡的に死者はゼロ オンタリオ州のマクマスター大学の卒業生であるフレデリック・モーガン・ペリゴさん(83)は1977年、家族でカリブ海のバルバドス島に遊びに行った。海岸で息子が波にさらわれそうになり、助けようと伸ばした手に息子がつかまった際に、指にはめていた同大の卒業記念指輪が外れてしまった! 家族全員で指輪を探したが、見つからなかった。フレデリックさんは「もう二度と手元に戻ることはないだろう」と諦めたのだが……47年後に奇跡は起きた。 10月16日、バルバドスでダイビング会社を経営するアレックス・デイビスさんという男性が、素潜りをしながら趣味のトレジャーハンティングをしていた時、使っていた金属探知機に反応があった。潜って海底を30センチほど掘るとそこには金色に輝く指輪が! 指輪は「マクマスター大学」の卒業記念のもので、1965年という卒業年度と「FMP」というイニシャルが彫られていた。 アレックスさんが同大に照会すると、この条件に該当する人物はただ1人、同年に理学部数学科を卒業した「フレデリック・モーガン・ペリゴ」さんだけであることが判明した。 アレックスさんは、すぐ本人に連絡を取って指輪を郵送。フレデリックさんの83歳の誕生日の前日に無事に届けられ、47年ぶりにフレデリックさんの指にはめられた。写真はそのひとコマだ。 「まさかこんな日が来るとは……」とフレデリックさんが感激しているのは言うまでもない。 ◇ ◇ ◇ 奇跡は起きると信じたい…そんなエピソードをもっと読みたい人は以下の■関連記事もどうぞ!