巨人・山口寿一オーナー

　巨人の山口寿一オーナー（67）が7日に都内のホテルで行われた「時事通信グループ新年互礼会」に出席。連覇、そして日本一奪取に向けた阿部巨人の2025年シーズンに期待を寄せた。 　阿部監督による指揮1年目となった昨季は4年ぶりのリーグ優勝を達成したものの、CSでリーグ3位のDeNAに敗れて日本シリーズ出場は果たせず。それだけに山口オーナーは「とにかく去年達成できなかったことを達成しないといけない年。ペナントレースに勝って、日本シリーズに出て、日本一になるというところまで達成しないと本当の喜びは来ないということが分かりましたからね」と今季のリベンジを誓った。 　昨年末には長らく球団を支え続けてきた渡辺主筆が死去。亡くなる数日前まで会話をしていたという山口オーナーは「リーグ優勝はできたので喜んでくれていたと思います。11月の下旬まで会社に出てきていましたから、その頃に野球の話をしておけばよかったなと。まさか12月になって急に具合が悪くなるとは思ってなかったです」と悔やみつつ回顧した。 　さらには「ジャイアンツは90年の歴史がありここに至るまでいろいろな人のさまざまな思いがある。今後は我々が志を受け継いでさらに発展させていかないといけない」と強く意気込んだ。