日本各地に出現…話題の超リアル「猫着ぐるみ」いったい誰が作っているの? 意外なプロフィールと製作の舞台裏、ただいま後継者募集中
技術を継承してくれる若い人を育てたい
三毛猫さんは、すでに年金を受給している年齢だそうで、着ぐるみ製作を継承してくれる弟子を募集している。 「現在、着ぐるみは私がひとりで製作していますので、つくれる数には限界があります。リピートも増えています。着ぐるみは消耗品ですから、いつかはモデルチェンジが必要になります。それらを考えると、若い人に受け継いでもらうのが今後の希望です」 しかし現状は、仕事を覚えるまでの生活を保証できる余裕がないことが課題だという。 「弟子を希望するための資格や条件はありません。根気と熱意があれば可です。収入の保証はありません。住居は提供できますので最低1カ月やってみて、問題なければ製品をつくり、商品になれば報酬が発生します」 厳しい条件かもしれないが、三毛猫さんの手が動くうちに「教えられることを伝えたい」と切望している。 (まいどなニュース特約・平藤 清刀)
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