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（ブルームバーグ）： トルコ中央銀行は26日、約２年ぶりの利下げを発表した。消費者物価上昇に緩和の兆しがあることから利下げに踏み切った。今後の緩和は物価データ次第だと説明した。

カラハン総裁率いる金融政策委員会（ＭＰＣ）は１週間物レポ金利を2.5ポイント引き下げ47.5％とした。政策金利は８カ月にわたり据え置かれていた。

ブルームバーグが実施した調査では1.75ポイントの利下げが見込まれていた。

金融当局は、いわゆる金利コリドーを600ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）から300ｂｐに狭めた。投資家によれば、これはタカ派的なシグナルと見なされる。

中銀はまた、26日の決定は今後の会合で金利が引き下げられ続けることを必ずしも意味するものではないと強調した。

中銀は「インフレ見通しに焦点を当て、会合ごとに慎重に決定を下す」とした上で、12月にインフレの「基調的なトレンドの低下」が見られたことや内需の減速を指摘した。

決定発表後にリラはほぼ変わらず、イスタンブール時間午後２時15分現在、0.1％安の1ドル＝35.2387リラで推移している。

原題：Turkey Lowers Main Rate to 47.5% in First Cut Since 2023 (1)（抜粋）

--取材協力：Joel Rinneby、Tugce Ozsoy.

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