全米映画俳優組合賞のレッドカーペットで、アトリエ ヴェルサーチェをまとったアン・ハサウェイ。（ロサンゼルス、2月24日）photography: Fati Sadou / Fati Sadou/ABACAPRESS.COM

2月24日、ロサンゼルスで開催された第30回映画俳優組合賞授賞式にセレブリティたちが集結した。 【写真】美しい胸元、セクシーすぎるスリット！アン・ハサウェイ、エマ・ストーンのドレスを見る 全米映画俳優組合（SAG）は、アメリカの映画およびテレビ俳優たちの労働組合であり、毎年、映画やテレビシリーズの演技を称えるために賞を授与している。多くのセレブリティがこの授賞式への出席を待ち望んでおり、2月24日に開催された第30回授賞式も例外ではなかった。レッドカーペット（実際にはグレー）では、ハリウッド中のセレブリティが続々と登場し、ひときわ素晴らしいドレスや衣装でカメラマンの前でポーズをとった。 その夜、悪魔は本当にプラダの服を着ていた。あの有名な映画『プラダを着た悪魔』でミランダ・プリーストリー役を演じたメリル・ストリープは、彼女のアシスタント役とともにステージに上がった。アン・ハサウェイは「セルリアンブルー」（ただの青やターコイズではない）に身を包み、エミリー・ブラントはルイ・ヴィトンの赤いドレスで舞台に登場した。後者は映画『オッペンハイマー』で助演女優賞にノミネートされていた。 セリーヌのプランジネックドレスを着たジェニファー・アニストン、バービーの役を未だ彷彿とさせるマーゴット・ロビー（今回はスキャパレリのオートクチュール）、そしてザ・ロウの服と黒いオペラグローブで装い、別の時代から抜け出たようなグレタ・リーが華やかで印象的だった。 男性陣においては、キリアン・マーフィー（映画『オッペンハイマー』）やペドロ・パスカル（ドラマシリーズ「THE LAST OF USザ・ラスト・オブ・アス」）など、クラシックなダークスーツを選んでいたセレブも。一方、タイラー・ジェームズ・ウィリアムズのスパンコールのスーツ姿や、『オッペンハイマー』でも受賞したロバート・ダウニー・Jr（グレーのスーツにピンクのシャツ）のように、オリジナリティを追求するセレブもいた。紳士、淑女を問わず、グラマラスなカードで勝負したのだ。