「次のムバッペと契約したい」 ヨロ、ザークツィーら逸材発掘へ動いた新生・マンUの補強策は当たるのか
次なるワールドクラスを発掘するのが目標に
いきなり結果を求めるのは酷だが、今夏マンチェスター・ユナイテッドがおこなった補強策は成功に繋がるのだろうか。 今夏はリールからDFレニー・ヨロ(18)、バイエルンからDFマタイス・デ・リフト(25)、DFノゼア・マズラウィ(26)、ボローニャからFWジョシュア・ザークツィー(23)、さらにはグイダルスFCからMFセク・コネ(18)の契約もまとめていて、若手有望株への投資がメインとなった。 クラブの共同オーナーを務めるジム・ラトクリフ氏は、1つのテーマとして『NEXTキリアン・ムバッペを見つけたい』との思いを掲げている。ムバッペのようにスーパースターとなった選手を高額な移籍金で獲得するのではなく、次なる才能の卵を発掘したいという意味だ。 「現代のサッカー界において、選手の採用は正しく行われなければならない。これは非常に重要だ。大金を投じて成功を買うというよりは、次のムバッペと契約したい。(今の)ムバッペを獲得しようとするのは賢明ではない。これは誰でも分かることだ。もっと難しいのは次なるムバッペ、ベリンガム、ロイ・キーンといった選手を見つけることだ」(『Manchester Evenig News』より)。 前節はホームでリヴァプールに0-3と手痛くやられるなど、エリック・テン・ハーグ率いるチームはなかなか勢いに乗り切れない。ラトクリフ氏は先のことを見据えているようだが、今夏の補強策が花開くのはいつのことになるか。
構成/ザ・ワールド編集部
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