那須川を弟のように可愛がっている朝倉

　朝倉未来（ジャパントップチーム）が8月26日（月）に自身のYouTubeチャンネルを更新。プロボクサーの那須川天心（帝拳ジム）との会食の様子を約90分の動画で公開した。 【写真】リングに座り込む朝倉未来に話しかける平本蓮 　誕生日プレゼントの交換やざっくばらんな会話をする仲の良さが見える動画の中で、食事の場面になると朝倉は「鬱になっちゃって、食事が通らない。72kgくらいしかない。ショックで」と、平本蓮との試合後も体重が戻っていないことを告白。 　ただ、体重が増えていないのは「練習してんだよ、ずっと。毎日やってる」と練習は続けているから、とも。 　会話の中では那須川が何度も「次の試合はいつですか？」と問いかけるが、朝倉の答えは一貫して「引退でしょ」だった。 　しかし、「次はさ、柔術界を盛り上げようかな。黒帯とって。総合格闘技はだいぶ盛り上げたから。次は柔術をさ」と、ブラジリアン柔術を盛り上げるかもしれないとの言葉も。「次は来年の3月くらいに柔術の大会でしょ」と、どこまで本気かは分からないが、柔術の大会に出るかもしれないとした。 　他にも那須川が「団体やりたいんじゃないですか？」と聞くと、「あるよ。普通にプロ団体でしょ。自分でやった方が儲かるしね。夢としてはあったよ。この間の4万人、5万人のデカい会場で」とプロ興行を手がける気持ちもあるとする。 「試合はもう引退です。男に二言はないでしょ」と引退の決意は変わらないとし、「俺、別に興行主側になれるじゃん。そっち側で盛り上げたい」と、今度は大会をプロモートする側として格闘技を盛り上げたいという。 　那須川が「もし未来さんやるとなったら協力しますよ。歌うし、ダンスも踊れるので」と試合以外で協力すると言うと、朝倉はやんわりと断ったが「でも何かやりたいよね。THE MATCH的なやつ」とビッグマッチを手がけてみたいとした。 　平本戦の話になると「いいものを最後に残せたよね。でも、まあよかったんじゃない。格闘技の歴史に残ったでしょう。それもいいかなって思うけれどね。あれだけ俺の応援が多くて、俺が勝ったら美しい展開で俺が負けるっていうのも格闘技の残酷さと美しさというか。それが素晴らしさじゃん。八百長とかじゃなくて、本当の戦いで失うものと懸けているものが映し出された」と、最後にいい作品を残せたんじゃないか、と語った。