【西武】53年ぶり球団ワーストタイ84敗 先発・隅田知一郎9回10奪三振も実らず 延長で甲斐野が被弾でサヨナラ負け
◇プロ野球パ・リーグ 日本ハム3×-2西武(11日、エスコンフィールドHOKKAIDO) 【画像】9月10日試合終了時点のパ・リーグ順位表 西武は3連敗で今季の敗戦数が84になりました。 西武は4回、先頭の2番・源田壮亮選手が3ベースを放ちノーアウト3塁のチャンスを作ります。しかし日本ハム先発のバーヘイゲン投手を前にクリーンアップが凡退、6回は2アウト2塁で3番・西川愛也選手がヒットを放ちますがホームを狙った2塁ランナーがライトの万波中正選手に本塁で刺されるなどなかなか得点が奪えません。 流れがつかめない中、6回まで日本ハム打線を1安打に抑える投球を続けていた先発の隅田知一郎投手は7回、2アウトからフォアボールで出塁を許すと5番・水谷瞬選手にレフトスタンドへ運ばれ2点を失いました。 直後の8回、西武は先頭の岸潤一郎選手がホームランで1点を返し、さらにフォアボールとヒットなどで2アウト1塁3塁とします。このチャンスで西川選手がライト線ぎりぎりのヒットを放ち同点としましたがバッターランナーの西川選手が2、3塁間でタッチアウトとなりチェンジ。9回も2アウト3塁のチャンスを作りましたがヒットが打てず勝ち越しとはなりませんでした。 9回もマウンドに上がった隅田投手はこの回を無失点で111球、10奪三振2失点の内容で試合を作り延長戦に入ります。しかし延長11回、3番手の甲斐野央投手が1アウト後、レイエス選手にレフトスタンドへホームランを浴びサヨナラで敗戦となりました。 これで西武は今季84敗目となり1971年以来53年ぶりの球団ワースト記録に並びました。