他球団も垂涎!? パ・リーグの現役ドラフト注目野手(5)日本ハムの“有力候補”は…?
日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいパシフィック・リーグの野手を紹介する。
今川優馬
投打:右投右打 身長/体重:177cm/86kg 生年月日:1997年1月25日 経歴:東海大四高 - 東海大北海道キャンパス - JFE東日本 ドラフト:2020年ドラフト6位 2年続けて本来のパフォーマンスが発揮できなかった今川優馬も、現役ドラフトの注目選手に挙がる1人だ。 東海大第四高校(現:東海大付属札幌高校)、東海大北海道キャンパスを経て、JFE東日本に入社。即戦力の強打者と評価され、2020年ドラフト6位で北海道日本ハムファイターズに入団した。 プロ1年目から一軍で初本塁打をマークしたが、13試合の出場で打率.071と確実性に課題を残した。 翌2022年には94試合出場と大きく出番を増やし、自身初のグランドスラムを含めた2桁10本塁打を記録するなど、持ち味の長打力を発揮した。 しかし、昨季はけがに悩まされ、28試合の出場で打率.197、本塁打ゼロに終わると、今季はわずか6試合の出場にとどまった。 チームの外野陣は、万波中正や水谷瞬ら若手の台頭が著しく、レギュラー争いに割って入るのは、かなり難しいのが現状だ。 ファームでは長打力を発揮しているだけに、長打力不足に悩む球団にとっては、魅力的な存在となるだろう。
ベースボールチャンネル編集部