エース日比野菜緒がダニリナを圧倒して日本が好スタート [ビリージーンキングカップ日本対カザフスタン/テニス]
エース日比野菜緒がダニリナを圧倒して日本が好スタート [ビリージーンキングカップ日本対カザフスタン/テニス]
女子テニスの国別対抗戦「ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ」ファイナルズ予選「日本対カザフスタン」(4月12、13日/東京都江東区・有明コロシアム/室内ハードコート)が始まり、オープニングマッチは日本の日比野菜緒(ブラス:単79位)がアンナ・ダニリナ(カザフスタン:単939位)を6-1 6-0で下して日本が先勝した。試合時間は57分。 ~女子テニスのワールドカップ!~2024ビリージーンキングカップ by GAINBRIDGE|トーナメント表 両者は今回が初対戦。2016年に初めて日本代表入りを果たした29歳の日比野は、今回が6回目のビリージーンキングカップ出場。14試合目のシングルスで、8勝目を挙げた。 昨年のアジア・オセアニア地区グループI(4月11~15日/ウズベキスタン・タシケント/ハードコート)で2年連続全勝優勝を飾った日本は、プレーオフ(11月10、11日/東京都江東区・有明コロシアム/室内ハードコート)でコロンビアを3勝2敗で下してファイナルズ予選進出を決めていた。 カザフスタンは2023年ファイナルズ予選(4月14、15日/カザフスタン・アスタナ/室内クレーコート)でポーランドを3勝1敗で破ってファイナルズ(スペイン・アンダルシア州セビリア/11月7~12日/室内ハードコート)に進出したが、1勝1敗(グループB)でグループステージ敗退に終わっていた。 両国は過去5戦して4勝1敗で日本がリードおり、最後に対決した2018年2月のアジア・オセアニアグループ1部(インド・ニューデリー/ハードコート)決勝では日本が2勝1敗で勝っている。 ビリージーンキングカップは男子のデビスカップ(デ杯)と同様にITF(国際テニス連盟)が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合は原則としてベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。 16ヵ国がホーム&アウェー方式で争う予選ラウンドはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した8ヵ国が同年のファイナルズに進出し、敗れた8ヵ国はプレーオフに回る。 ※文中の世界ランクは4月8日付 <ビリージーンキングカップ◎ファイナルズ予選|日本 1-0 カザフスタン> ■第1日|4月12日(金) 第1試合 ○日比野菜緒(ブラス:単79位)6-1 6-0 ●アンナ・ダニリナ(単939位) 第2試合 大坂なおみ(フリー:単193位)vs ユリア・プティンセバ(単50位) ■第2日|4月13日(土) 第3試合 日比野菜緒(ブラス:単79位)vs ユリア・プティンセバ(単50位) 第4試合 大坂なおみ(フリー:単193位)vs アンナ・ダニリナ(単939位) 第5試合 青山修子(近藤乳業:複20位)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:複21位)vs アンナ・ダニリナ(複54位)/ジベック・クランバエワ(複142位) ※オーダーは変更可、ルールにより2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり
テニスマガジン編集部