飲酒後に異様なだるさを感じた1ヶ月後「睾丸が痛い」→医師「生存確率はほぼ0に近い」男性を襲った病とは
SNS発信への思い
翔さんは、最近Youtubeを開設し、SNSでがんについて発信しています。発信のきっかけについて、次のように教えてくれました。 「発信するようになった目的は、最初は情報をアウトプットすることによる気持ちの整理と、それにより有識者の目に留まることでした。つらい診断を聞いた後、自分のなかに留めておくことが大きな負担だったのと、多くの人の目に留まることで絶望的な状況から抜け出すきっかけをつかめるかもしれないと思っていました」 そんな思いで始めたSNSは、発信していくうちに多くの人からフォローされ、たくさんの人から「動画参考にしてます」や「私も病気で絶望しておりましたが、翔さんの動画を見て頑張ろうと思えました」といったメッセージをもらうように。そこから、人の役にも立っているのだと思い、今はそれも発信するやり甲斐となっているといいます。 投稿に寄せられたコメントに対して「嬉しいです。医療従事者からの勇気づけられるコメントや、同じように病気と闘う方々からの『勇気もらってます』や『共に頑張りましょう』といったコメントに幾度となく励まされてきました」と話しました。 今後も、がんやがん治療に対して極力フラットに情報を発信をしていきたいという翔さん。そういった逆境のなかで、どのように気持ちを保ってきたかも発信することで、逆境と立ち向かう人の役に立つ動画を発信できたらという思いがあるといいます。 翔さんの今後の目標は「今の幸せな生活が今後もずっと続くこと」と話していました。珍しいといわれるがんから、職場復帰まで果たした翔さん。翔さんの発信に勇気づけられた人は多いでしょう。 出典:国立研究開発法人国立がん研究センター『腎臓がん(腎細胞がん)』 https://ganjoho.jp/public/cancer/renal_cell/index.html
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