豪華絢爛! 英王室に受け継がれる「サファイアジュエリー」図鑑
他国のロイヤルと同様に、英国王室も世界で最も歴史のある重要なジュエリーコレクションを所有しています。たとえばビルマ(現ミャンマー)産のルビーや、19世紀初頭にくじ引きで手に入れたという貴重なエメラルド、約3000個の宝石がちりばめられた王冠や、各国の首脳から贈られた装飾品など、挙げればきりがないほど。 【写真】キャサリン妃の歴代ティアラを振り返り 何世代にもわたって受け継がれてきたこれらのジュエリーには、愛する伴侶や家族への想いが込められているものが多いそう。とりわけ9月の誕生石「サファイア」は、ロイヤルを魅了してやまない宝石のひとつといえるでしょう。 ここでは、そのなかでも英王室が特に大切にしている、見事なサファイアジュエリーの数々をご紹介します。 ※肩書は当時のものです。
ガラードの婚約指輪
オーバル型の12カラットのセイロンサファイアと、それを取り囲む14のソリティアダイヤモンドが美しいこちらのリングは、1981年にチャールズ皇太子がダイアナ妃に贈ったもの。 報道によると、母・ダイアナ妃が亡くなったとき、ウィリアム王子がカルティエのウォッチ「タンク フランセーズ」を、ヘンリー王子がこのサファイアのリングを引き取ったそう。しかし最終的に2人はその形見を交換し、婚約指輪としてキャサリン妃へと渡りました。
ドロップイヤリング
2019年にスコットランドを訪問した際、キャサリン妃はダイアナ妃が所有していたサファイアとダイヤモンドのドロップイヤリングを身につけていました。 2010年にウィリアム王子と婚約した際に贈られたといわれています。
2022年7月、ウィンブルドン選手権2022の会場に姿を現した際には、イヤリングとお揃いのサファイアとダイヤモンドのネックレスをコーディネート。
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