【年末年始の大掃除&模様替えのヒント】好きなものに囲まれてすっきり暮らす部屋づくり4カ条
ONとOFFを分けた部屋づくりで、生活がラクになった!
──動線についての工夫を、詳しく教えてください! MOJIKAさん ここの家に引っ越した当初、どうやって快適な空間をつくればいいのか、かなり悩みました。2階建て、2DKの間取りは部屋ごとに役割を決められる反面、どう使うかをしっかり考えないと、逆にスペースが無駄になってしまうんです。 そこで「1階はON、2階はOFFの空間」と役割を分けました。1階は水回りがあるので、洗濯や料理などの作業に集中できるスペースに。特に階段下のデッドスペースを活用して、ドレッサーを配置したことで、身支度や片づけがスムーズになりました。ちょっとした工夫で動きがまとまり、暮らしやすさが格段にアップすることを実感したんです。 また、2階は低めのソファやベッドを置いてリラックス空間に。最初は動きやすさを優先しようとしましたが、思い切って「ゆったりくつろげる空間」に振りきったことで、今では心から落ち着けるお気に入りの場所になっています。 ──各エリアが明確に分かれていることが、暮らしやすさにつながっているんですね。 MOJIKAさん このスタイルだと、収納する場所が明確なので片づけがとてもラクなんです。エリアをきちんと分けているおかげで、インテリアコーディネートもしやすくなったと思います。
おしゃれで心地よい空間をつくる4つのマイルール
──収納スペースが少なくても、好きなものとすっきり暮らすための方法を教えてください。 MOJIKAさん わたしも、素敵なインテリアを集めても、どうしても部屋になじまず悩んでいたこともあります。でも、4つのポイントを意識するだけで、自然と部屋がまとまり始めました。好きなものを無理に手放したり、極端な断捨離をしなくても大丈夫なので、ぜひ試してみてください。 【Point 1. エリアごとに色のトーンを合わせる】 そのエリアごとにテーマカラーを決めると、カラフルなアイテムが多くても自然に調和しやすくなります。例えば、パステルカラーの小ものを集めたリビングや、アースカラーで統一した寝室など、色の「仲間」をつくる感覚です。 わたしも最初は色合いがまとまらず、悩んでいました。そこで、家の中の好きなものをいったん集めてみて、色々と置き換えていくうちに「色のトーンを合わせると調和が生まれる」と気づいたんです。この発見をきっかけに、部屋ごとのカラー計画を立てるようになりました。