CL準優勝のドルトムント、テルジッチ監督の退任を発表…クラブは監督の辞意に応じる
ドルトムントは現地時間13日、エディン・テルジッチ監督の辞任の申し出に応じ、双方合意の上で今シーズン限りで契約を解消することを発表した。同クラブの公式サイトが伝えている。 【動画|ドルトムントのテルジッチ監督が退任】公式サイトを通じてサポーターに別れの挨拶 2022-23シーズンよりドルトムントの監督として2期目を指揮するテルジッチ監督は、今シーズンのリーグ戦は振るわなかったものの、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではアトレティコ・マドリードやパリ・サンジェルマンを下し、決戦戦進出に導いた。 ドルトムントの最高経営責任者(CEO)のハンス・ヨアヒム・ヴァツケ氏は、テルジッチ監督の退任に際して「エディン・テルジッチは、ドルトムントで素晴らしい仕事を果たした。私たちは彼に多大なる感謝の気持ちを抱いているし、これからも友であり続ける」とコメントを残した。 テルジッチ監督自身は公式サイトを通じて「親愛なる、ボルシア。今は本当に心が痛むが、今日をもってドルトムントから離れることを伝えたい」と言葉を始め、長年過ごしたクラブへの別れの挨拶を述べた。 「この偉大なクラブをDFBポカール優勝、最近のCLで決勝に導けたことは大変名誉なことだった。ウェンブリーでの決勝戦の後、首脳陣と話をしたことで再スタートを切るためには、新たな風が必要だと感じた。私を知る人なら誰でも、この数週間にわたる決定の中で、胸の中には2つの音が鼓動していたことを知っている」 「しかし激しい議論を経ても、私の気持ちが変わることはない。ドルトムントのこれからの幸運を祈っている。さようならでは無い、また会おう。 頑張れドルトムント!」 またドイツメディア『Bild』は、テルジッチ監督の後任としてアシスタントコーチを務めるヌリ・シャヒン氏の昇格を予想している。
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