豊見城市で「おれおれ詐欺」300万円被害 本島北部でSNS投資詐欺も 沖縄県警発表
沖縄県警は13日、県内で特殊詐欺とSNS型投資詐欺の被害があったと発表した。 豊見城署によると、豊見城市の80代女性が、息子を装ったおれおれ詐欺で300万円をだまし取られる被害に遭った。12日、自宅の固定電話に「会社のお金を使い込んでしまって複数の人に囲まれている。300万円がないと今日は帰れない」との電話が複数回あった。銀行で現金300万円を出金した女性が自宅に戻った後、現金を受け取る「受け子」とみられる男が自宅を訪れ、現金を奪われたという。 「日給は4万円です」 闇バイト募集か 携帯にメッセージ、沖縄各地で確認 また本部署によると、本島北部で8月、会社員の40代男性が、SNS型投資詐欺で現金約170万円をだまし取られた。「XM WebTrader」というサイト上で金の取引を持ちかけられ、利益が出ているように見せかけられたという。関東財務局は今年9月、無登録で金融商品取引業を行っているとして同サイトの運営業者に警告書を出している。