【写真：Getty Images】

　EFLカップ（カラバオ・カップ）4回戦、アストン・ヴィラ対クリスタル・パレスの試合が現地時間30日に行われ、パレスが2-1の勝利をおさめた。この試合で途中出場したパレスに所属する日本代表MF鎌田大地を、クラブ専門メディア『WE ARE PALACE』が絶賛していた。　 【写真】クリスタル・パレス、最新年俸ランキング 　パレスを率いるオリヴァー・グラスナー監督はジャン＝フィリップ・マテタやエベレチ・エゼ、エディ・エンケティアなどを先発起用。8分にエンケティアが先制点を決めたが、18分に負傷してしまう。そのため、早い時間帯から鎌田が急遽投入された。その後、パレスはアストン・ヴィラのジョン・デュランのゴールで追いつかれてしまう。 　すると64分、アストン・ヴィラのジエゴ・カルロスが出した縦パスを鎌田がカット。右足で豪快なシュートを放ちゴールネットに突き刺した。これが決勝点となり、パレスが2-1の勝利をおさめてベスト8進出を果たしている。 　同メディアは決勝点を決めた鎌田について、「イーグルスに素晴らしい2点目をもたらし試合の決定的な瞬間が訪れた。これが勝利につながっている」と述べた上で、「これは鎌田にとってクリスタル・パレスでのこれまでのキャリアの中で最大の瞬間であり、彼が今後成長するためのきっかけとなるはずだ」と、今季不調が続くチーム、そして鎌田の復調のきっかけになる勝利になったことを強調していた。 　今季開幕から未勝利が続いていたパレスは、前節のトッテナムとの試合で初勝利。今回のカップ戦での勝利で公式戦2連勝となった。この連勝でパレス、そして鎌田は復調のきっかけを掴みプレミアリーグでも良い結果を残すことができるだろうか。