武装した工作員が山形県内に上陸したとの想定 陸上自衛隊と警察が共同訓練
山形放送
武装した工作員が山形県内に上陸したことを想定し、東根市の陸上自衛隊神町駐屯地で6日、自衛隊と県警による共同訓練が行われました。 共同訓練に参加したのは陸上自衛隊第6師団第20普通科連隊の隊員と県警の警察官の合わせておよそ110人です。 この共同訓練は自衛隊に治安出動が発令された際に県警との連携や対処方法を確認することを目的に実施されたものです。 武装した工作員が庄内地域の沿岸に上陸したとの想定で行われました。訓練では陸上自衛隊の部隊が移動する「緊急輸送」の様子が公開され、県警のパトカーが軽装甲機動車と呼ばれる車両などを先導しました。 第20普通科連隊 藤原俊樹第1中隊長「年1回という限定された機会だが顔の見える関係を平素から築いて迅速に対応できるようにしていきたい」 この他、工作員の鎮圧訓練などが非公開で行われました。