周りのママ友の財布は「ブランドもの」ばかり…うちは余裕がないのですが30代は「裕福な家庭」が多いのでしょうか?
ママ友との付き合いが始まると、お互いの家庭の経済状況が気になる方もいるでしょう。例えば周りのママ友の財布がブランド物ばかりの場合、同じ30代の家庭でも周りは裕福に見えてしまうかもしれません。 そこで今回は、30代の世帯年収について調べてみました。主婦がお金をかけるところや自身のためにプチぜいたくをしたい場合のお金の捻出方法もご紹介しますので参考にしてみてください。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
30代の世帯年収は?
厚生労働省の「2023(令和5)年国民生活基礎調査の概況」によると、世帯主が30代の平均所得金額は以下の通りです。 ・1世帯あたりの平均所得金額:608万5000円 ・世帯人員1人あたりの平均所得金額:246万1000円 これはあくまでも平均値ですが、自身の家庭の経済レベルを知りたい場合に参考にできるでしょう。 また児童のいる家庭の生活意識については、以下のような回答が得られています。 ・大変苦しい:28.5% ・やや苦しい:36.5% ・普通:31.5% ・ややゆとりがある:3.1% ・大変ゆとりがある:0.4% 「生活が苦しい」と回答した家庭は65.0%で、半数以上を占めています。周りのママ友の財布がブランドものばかりでも、生活にゆとりのある裕福な家庭ばかりであるとは限らないことが分かります。
主婦がお金をかけるところは各家庭で異なる!
独身時代は自由にお金を使えても、結婚して子どもが生まれると、自由に使えていたお金は制限されます。株式会社LENDEXが実施した「主婦のお金事情に関する調査」によると、家計のやりくりで重いと思うものは以下の通りです。 ・食費:68.4% ・水道光熱費:58.5% ・家賃:31.2% ・ローン:30.5% ・教育費:23.5% ・外食代:22.0% ・交遊費:19.5% ・旅行などの外出費:19.1% ・酒・タバコなどの嗜好(しこう)品:16.2% ・その他:11.0% 育ちざかりの子どもがいる家庭では、食費は削りたくても削れないことが実情でしょう。水道光熱費や家賃も生活するうえで欠かせない出費です。子どもの将来を優先して、教育にお金をかける家庭もあります。外食代・交遊費・旅行など、趣味や娯楽を大切にしてお金をかけている家庭もあるようです。 支出の優先順位は各家庭によって異なるため、中には美容や財布・かばんなどの持ち物にお金をかける人がいたとしても不思議ではありません。ブランド品を所有していても、それが経済的余裕の証明にはならず、中には無理をして購入している可能性もあります。