川崎F鬼木達監督が今季限りで退任…8シーズンで7つの主要タイトル獲得
川崎フロンターレは16日、鬼木達監督(50)が契約満了に伴い、今季限りで退任することを発表した。現時点で後任は未定となっている。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 鬼木監督は選手時代に鹿島アントラーズと川崎Fでプレーし、2006年に現役を引退。2007年から川崎Fの育成年代で指導者としてのキャリアを始め、2010年にトップチームコーチ、2017年にトップチーム監督に就任した。 就任1年目に川崎FをJ1初優勝に導くと、2018年に連覇を達成。2020年と2021年にもJ1連覇を果たした。さらに2019年にルヴァンカップ制覇、2020年度と2023年度に天皇杯優勝を飾り、8シーズンで7つの主要タイトル獲得。今季J1では暫定10位となっており、ルヴァンカップと天皇杯はすでに敗退している。 クラブは公式X(旧ツイッター/@frontale_staff)で「2017年に監督に就任して以降、8年間で211勝。胸に輝く7つの星は、一生の宝です。監督の熱のある本気の言葉に、選手はもちろん、私たちクラブスタッフも、何度も魂を揺さぶられました。鬼木監督、ありがとうございました」と感謝のメッセージを送った。 以下、クラブ発表プロフィール ●鬼木達 (おにき・とおる) ■生年月日 1974年4月20日(50歳) ■出身地 千葉県船橋市 ■選手歴 習志野台第二小-坪井中-市立船橋高-鹿島-川崎F-鹿島-川崎F ■指導歴 2007年:川崎フロンターレ 育成・普及部コーチ 兼 U-12コーチ 2008~2009年:川崎フロンターレ U-18コーチ 2010~2016年:川崎フロンターレ コーチ 2017~年:川崎フロンターレ 監督 ■通算成績 J1リーグ:157勝64分53敗 ルヴァンカップ:11勝12分8敗 天皇杯:17勝6分5敗 ACL(ACLエリートを含む):23勝13分9敗 ■獲得タイトル J1リーグ:4回(2017/2018/2020/2021) ルヴァンカップ:1回(2019) 天皇杯:2回(第100回[2020年度]/第103回[2023年度]) FUJI XEROX SUPER CUP/FUJIFILM SUPER CUP:3回(2019/2021/2024)