情報BOX:パウエル米FRB議長の会見要旨
[18日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は17─18日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き下げ、4.25─4.50%とした。 パウエルFRB議長がFOMC後に行った会見の内容は以下の通り。 *二大目標に正面から取り組み *経済は力強い *労働市場は引き続き堅調 *インフレ、2%目標にかなり近づく *消費支出は底堅く、設備投資に弾みが付いている *住宅市場の活動は低調 *供給の改善が好調な米国経済を支える *賃金の伸びは緩和 *労働市場はインフレ圧力の要因ではない *11月のコアPCEはおそらく2.8%上昇した *インフレ期待は引き続き十分に抑制されている *目標達成へのリスクはほぼ均衡 *両面のリスクを注視 *政策金利はより中立的な水準に向かっている *政策スタンスは現在、大幅に緩和された *今後は利下げでより慎重になる可能性 *政策の制約緩和が遅すぎれば、経済や雇用を過度に弱める可能性がある *既に決まった道筋はない