極寒林道ツーリングの強い味方! 使い捨てカイロを貼りこなそう
血液を効果的に暖めよう:血液は時速200km/h以上で身体中を巡る
血液が心臓を出発して毛細血管を含む身体中の血管を巡り再び戻ってくるまで約15~30秒。つまり血を温めると即暖効果抜群なのだ♪ ────────── カイロ貼りの注意点:低温ヤケドに気をつけよう! カイロは直接肌に当てちゃダメ! カイロの当たる場所は圧迫しない 暖かいより熱いと感じたらはがす ────────── 前面:お腹 おへそから指2~3本くらい下あたりにペタ。身体が冷えるとココで血流が滞りやすくなり、温めることで腹部大動脈も温まり、血流もよくなり身体全体に温かい血液をスムーズに送り出せる。 前面:胸 単純に走行時一番風が当たり冷える場所なので、貼ることで物理的にも暖まる。実際ココが冷えると底冷えに似た寒気を全身に感じる。ただ暖めすぎると逆に身体の負担になるので、少しでも”暑い”と感じたら他に移そう。 背面:首から肩甲骨の間 首から肩甲骨の間にかけてペタ。首まわりにある太い血管と首から肩、背中にかけて広がる僧帽筋を同時に暖められる。血流もよくなるので疲労軽減効果も大。 背面:腰 両手を背中にまわし伸びる時に押さえる腰骨の上あたりにペタリ。外腹斜筋から脊柱起立筋周辺が暖まり、身体ポカポカ&背中と腰の疲れにも効く。雪山テント泊で使えるレベルの効果。 下半身:太ももor内もも 太ももには血流豊富な筋肉が多いので、太ももに貼ることで血行が促進し全身の血行がよくなる。またさらに寒い時には、太い血管のある内もも(ももの内側)に貼ると血液が暖まりポカポカに。 長距離走行時はヒザ貼りも効果大!! 長距離走行時にはヒザにペタリ。物理的に走行風を防いでくれる&同じ体勢で畳まれたまま冷え切ったヒザが暖められることで、ヒザが固まって痛くなる状態を緩和してくれる。
真なる極寒時のプラス暖
真なる極寒時に限りワキの下 太い血管があり暖めやすいワキの下には、本当に極寒時のみペタリ。*ワキは本来身体から熱を逃がす場所なので、熱がこもりやすく暖めすぎると気分が悪くなる場合もあるので、注意。 それでも寒い時には走行時にワキをキュッと締めればポカポカ。*ワキは本来身体から熱を逃がす場所なので、熱がこもりやすく暖めすぎると気分が悪くなる場合もあるので、注意。 同じくカカト上の足首 太い血管のある足首のくびれにペタリ。足がどうしても寒い時オススメ。この場所は貼るとブーツがきつくなる的な足のサイズ感にあまり変化がないので、オフロードブーツでもOK。
────────── ●文/写真:ゴー・ライド編集部(小泉裕子) ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。
ゴーライド編集部