「プジョーの大人気クロスオーバー」 最新モデルの“リフター”はイメージ一新!力強さを増したフロントフェイスに注目必至
ステランティスジャパンから、高い実用性を備えたMPV(マルチ・パーパス・ヴィークル)として人気の「プジョー リフター」「プジョー リフター ロング」の最新モデルが発表された。新型モデルは最新のブランドロゴと3本爪ブロック型シグネチャーライトを備えたエクステリアに一新されるとともに、メーターデザインやインフォテイメントシステムを刷新、先進運転支援機能の充実も図られている。 ⇒【写真】イメージ一新!プジョーの人気MPV“リフターシリーズ”の詳しい画像を見る(全9枚)
ボディの両側にスライドドアを備えたクロスオーバーMPV
プジョー リフターは2020年11月に国内導入が開始された2列5人乗りのクロスオーバーMPV。ボディの両側にスライドドアを備え、5人のフル乗車でも積載量597Lを誇るラゲッジルームを持ち(リアシートを倒せば奥行は1.88m、最大積載量2126Lに)、フランス本国ではかねてよりビジネスやレジャーなどさまざまな用途に使われてきた。 駆動方式はFFのみだが、タイヤのグリップとトラクションを最大限に引き出す統合制御技術アドバンスドグリップコントロールを装備。悪路走破性も高く最低地上高も180mmと大きいことからSUVとしての資質にも恵まれ、国内導入が開始されるや、たちまち日本でも人気モデルとなった。 搭載するパワートレーンは最高出力130PS/最大トルク300Nmの1.5L直4ディーゼルターボで、8速ATを組み合わせる。 2023年1月にはホイールベースと全長を伸ばして3列目シートを備えた7人乗りのリフターロングを設定して、さらに人気を高めている。
ブロック形状の3本爪デイライトシグネチャーでイメージ一新
今回発表された最新型の「プジョー リフター」「プジョー リフター ロング」は、新世代ブランドロゴおよび新しいフロントフェイスを加え、各所に様々なブラッシュアップが施されているのが特徴。 エクステリアでは、フロントグリルのライオンのロゴまわりがブラックアウトされたブロック型となり、3本爪のデイライトもブロック形状になったことで、これまで以上に力強いものとなった。また、リアにも新デザインの「PEUGEOT」レタリングロゴが配されている。なお、ヘッドライトとフォグランプはLEDに変更されている。 ボディカラーには新色の「シルカ・グリーン」と、「ぺルラネラ・ブラック」、「アイシー・ホワイト」の3タイプが設定された。 インテリアでは、中央のタッチスクリーンが従来の8インチから10インチにサイズアップされるとともに、インフォテイメントシステムを刷新。OTA(オーバー・ジ・エア)での車両のソフトウェアアップデートが可能となった。また、最新機器に対応できるよう、CarPlay/Android Autoに対応したUSBコネクタがType-Cに変更された。 メーターは従来のアナログからデジタルに進化。これにより、メーター内の表示がドライバーの好みに設定することができるようになった。加えて、ステアリングヒーターの装備も行われた。 インテリアの仕様は、インパネが従来のブラウンとブラックのツートンから「グレーとブラックのツートン」に変更され、シート生地がエンボス加工されたファブリックとなった。 カーゴスペースの使い勝手にも手が加えられた。リアゲート間口を広くとるため、従来の5人乗りモデルにあった「マルチパノラミックルーフ」と「リアシーリングボックス」をあえて省略。これにより、大型の積載物を載せることが可能となった。
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