ACLEブリーラム戦の5発快勝の裏にあった横浜CB上島拓巳の躍動。フィード、フィジカル、空中戦の強さは抜群だった
井上の先制点の形は「狙い通り」
[ACLE第4節]横浜 5-0 ブリーラム・U/11月6日/横浜国際総合競技場 アジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)の第4節で、横浜F・マリノスはタイのブリーラム・ユナイテッドとホームで対戦し、5-0で快勝した。 【画像】ACLEブリーラム戦の大勝劇を声援で後押しし続けた横浜F・マリノスサポーターを特集!(Part1) エースのアンデルソン・ロペスが2ゴールをマークすれば、井上健太、植中朝日、加藤聖にも得点が生まれるなど、トリコロールの攻撃力が爆発した一戦において、特に存在感を放っていたのがCB上島拓巳である。 11分の井上の先制点は、最終ラインでエドゥアルドから横パスを受けた上島が、逆サイドでフリーだった背番号17に高精度なロングフィードを供給してお膳立てしたもの。そして45分+1分にA・ロペスがPKから奪ったチームの2点目も、その前のCKの場面でニアに走り込んだ上島のヘディングシュートが、相手の手に当たって獲得したものだ。 井上へのロングフィードについて、上島は「練習から常に意識している形で、狙い通りだった」と手応えを口にする。また、PK獲得につながったヘディングはゴールに向かっていたため、「(横浜での初ゴールを)相手の手に阻まれてしまった」と残念な表情だったが、それでも「ロペスがしっかりPKを決めてくれたので」と笑顔も見せた。 上島は守備面でも、フィジカルや空中戦の強さを発揮して相手のカウンターの起点を何度も潰すなど、チームの無失点勝利に貢献。背番号15の攻守における奮闘がチームに勢いをもたらしたと言えるだろう。 取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
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