大逃げの中大・吉居駿恭を兄・大和がテレビ解説…ネットも興奮「キャスティングは大成功ね」「無茶ぶりも綺麗にかわした」【箱根駅伝】
◇2日 箱根駅伝・往路 当日エントリー変更で1区(21・3キロ)に起用された中大・吉居駿恭(3年・仙台育英)が大逃げを打った。日本テレビ系では、中大OBで2学年上の兄・大和(トヨタ自動車)がスタジオ解説を務めており、兄の見守る前での快走となった。 兄・大和は弟が13キロ付近を通過した際、解説で「ずっと小さいころから一緒に走ってきた。年も近いし、ライバルのような関係を、ずっと続けてきた。負けたくない存在ですし、でもこういう時は頑張ってほしい気持ちでいっぱいです」などとコメントした。 X(旧ツイッター)では「弟・吉居駿恭について語るゲスト解説・吉居大和 最高」「吉居大和のキャスティングは大成功ね、コレ」「スタジオの無茶ぶりも綺麗にかわした 上手いなあ」などと盛り上がった。 吉居駿恭は前回大会は7区区間賞を獲得。その際は15キロ過ぎで、4年だった兄・大和から給水を受け、力に変えていた。 なお、1区区間記録は22年大会で中大2年の吉居大和がマークした1時間40秒。弟の吉居駿恭は10キロを28分6秒で、兄の記録からは若干遅れている。Xでは「吉居兄弟で区間新とかなったら漫画の世界みたいでカッコいい」「ぶっちぎりで先頭独走の吉居駿恭、ここまでお兄ちゃんと全く同じペースらしい。で吉居大和がそれをスタジオで見守ってるの胸熱…」など、”兄弟区間記録”への期待も高まった。(記録は速報値)
中日スポーツ