ヤクルト逆転でOP戦を勝利締め リリーフ陣が27回2/3連続無失点リレー 新加入の投手も存在感
◇プロ野球オープン戦 ヤクルト5-3西武(24日、ベルーナドーム) ヤクルトはオープン戦最終戦となった西武戦で逆転勝利。リリーフが27回2/3を連続無失点で締めました。 【画像】ヤクルトでOP戦好調の「村神様」こと村上宗隆 先発は新助っ人右腕のヤフーレ投手。2回に西武のコルデロ選手にホームランを打たれるなど、西武に先制点を許しますが、以降は粘りの投球をみせ5回3失点でリリーフに託します。 6回からは2年目の助っ人右腕ロドリゲス投手、宮川哲投手、山本大貴投手、木澤尚文投手と無失点リレー。打線が9回に西武の甲斐野央投手から3点を奪い逆転すると、最後は田口麗斗投手が締めて、逆転勝利を飾りました。 リーグ3連覇を目指した昨季は、5位と低迷。巻き返しを目指す今季は、オープン戦17戦で10勝6敗1分の貯金4で3位フィニッシュとなりました。 特にリリーフ陣が好調で、16日楽天戦で登板した嘉弥真新也投手から、リリーフ陣が27回と2/3を無失点リレー。清水昇投手や木澤投手といったリーグ連覇を支えた投手に加え、新加入の投手たちも存在感を発揮しています。 ソフトバンクから加わった左腕、嘉弥真新也投手はチームトップタイの7試合に登板で無失点。許したヒットはわずか1本のみと圧巻の内容でした。また西武からトレードで加入した宮川投手は、ビハインドの場面を中心に6試合に登板。新助っ人のエスパーダ投手は5試合無失点で、奪三振率10.80をマークするなど、開幕へ好材料となりました。