【全日本】アジアタッグ王者・安齊勇馬「世界最強タッグで“優勝”して全日本の中心にいると証明したい」
10月13日静岡・キラメッセぬまづでMUSASHI&吉岡世起(むーちゃんせーちゃん)を破りライジングHAYATOとともに第125代アジアタッグ王者に輝いた安齊勇馬。全日本プロレスに入団し、三冠王座に続いて2個目のタイトル獲得。その思いを安齊に直撃した。 【写真】三冠王者時代の安齊勇馬 ――アジアタッグ王座戴冠おめでとうございます。 安齊:ありがとうございます。今回は同じユニットELPIDA(エルピーダ)のライジングHAYATOさんと一緒に戴冠しました。2人で照準を絞って狙いに行ったベルトです。ベルトを獲得して数日経ちますが興奮した状態が続いています。
――三冠王座を獲得した時は「『嬉しい』は、試合に勝った当日のサイン会の時まで。その日の夜にはもう違う想いが募っていました」と話してくれました。今回のアジアタッグはいかがでしょうか? 安齊:今回はタッグです。ベルトを獲得した時も1人ではなくHAYATOさんと2人。ですから三冠王座を獲得した時のような気持ちではないです。 僕が不利な状況になればHAYATOさんが助けに来てくれるし、HAYATOさんが不利な状況になれば僕が助けに行きます。 三冠王者の時は、良いことも悪いことも引き寄せられるようにやってきましたけど、今回は2人、力を合わせ乗り越えていけると思います。 ――アジアタッグ王座は力道山やジャイアント馬場さん、アントニオ猪木さんなど数々のレジェンド・レスラーが巻いた歴史あるベルトです。そのベルトを腰に巻いていかがでしょうか? 安齊:ベルトの重量以上に歴史の重みを感じますね。僕たちはむーちゃんせーちゃんを破りベルトを獲得しました。現在、MUSASHIさんは全日本所属ですが、アジアタッグ王座を獲得した時はフリー参戦。その前の第123代王者の田村男児&佐藤光留組は全日本。でもそれ以前は外敵、他団体にアジアタッグベルトが流出した状態でした。 今、HAYATOさんと僕の手元にベルトが来たからには全日本内部でタイトルマッチを行いアジアタッグ王座の地位を上げていきたいと思います。